RG21 Senior Research Fellow, Bill Lee has some additional thoughts on China’s Air Defense Identification Zone. Since his musings are generally insightful, we have decided to post them here. For comments by the full RG21 team on China’s ADIZ, please check out the 23 November 2013 post on this blog, which even includes an intriguing analysis based on Sun Tzu. (http://research-group21.com/admin/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&id=104&blog_id=3)
by Bill Lee
今朝の新聞に米国副大統領の日本の訪問は大きく取り上がったけれども私の目を引いたのは金正恩の叔父で張成沢は失脚したようだという記事でした。えええ!と言う感じで私は本当にびっくりした。
確かに日中、日韓関係はそれぞれまずくなってきている。チェスゲームみたいに各国は自分の駒を展開しているところです。中国は突然に防空識別圏を設定してびっくりしましたけれども実はびっくりすることではないと思う。日本では政府やメディアや市民など皆は尖閣・釣魚島を奪うという中国の狙いだと受けている。しかし私には中国の基本的な目的は海へ万里の長城のような第一列島線までの周辺線を設定しようとしている。勿論日本はいまのままで中国のADIZを認めないが中国は鋭い外交的な戦術を工夫したんです。それは中国は自分のADIZに入る飛行機が必ず事前に報告しなくてはならないというデマンドです。米国や日本のADIZはデマンドではなくて
リクエストになっています。交渉で中国側は“譲歩“でデマンドからリクエストにすれば、米国や日本のADIZに同じようになるわけ。そうすると中国のADIZの正当性の主張は強くなってほかの国から暗黙の認知・了解を得る。
心配しているのは中国の党・政府の中央指導者が離れた海岸にある軍事基地の指揮官を完全に支配しているかどうか。無謀なパイロットは「防御的な緊急措置」で事故を起こす可能性がある。一回、二回事件があっても戦争にならないと思うけれども貿易や観光客数が減るとか経済的な損害が出る。こういう緊張の中で中国側は外務省のイライラした発言とかに頼っては行けない。チャイナウォッチャーは中国の外務省は党・軍事と比べれば比較的に力が弱いとよく知られている。今のところ、大事なことは中央からの声ですね。面白いことは今の二人の世界的リーダー両氏が、共に今年の三月に現在のポジションになっていたことです。それはフランシスコ法王と習 近平。組織的に二人の状況は似ている。フランシスコ法王のバチカンは中国の共産党と共通点があると指摘されている。両組織はとても強力で不透明に機能している。なのにこのごろフランシスコ法王は結構演説やインタビューや発言により肯定的なイメージを作っています。一方で今週イギリスのガーディアンという新聞は「習近平はまだ謎」の記事を載せました。米国の政府は中国の意図は何だろうかという疑問を持っています。その質問を一番適切に答えるのは、やはり習近平であるべきでしょう。習近平法王はもっと国際社会に中国の意図や行動を理解でいるように説明すれば緊張感は大分減ると思います。